就活生へ

基本的にはこれから就活を一から始める新大学1,2,3年生向けですが、場面によっては就活が本格化している4年生も役立つかもしれないです。

【就活生へ】相手を知ること

こんにちは

 

今日の記事は就活生もそうですが、就活生へ就活のアドバイスをしている社会人にも心がけてほしいものです。

 

就活では、企業側も学生側もお互いに相手を知ろうとしています。企業は「この学生はどんな人生を送ってきたのか」「会社に利益を生み出す人材か」こんなことを考えているでしょう。学生は企業研究等を通じ、その企業がどんなことをやっていて、どこに強みがあり、どんな社風なのか知ろうとするでしょう。人それぞれ違いはあれど、相手のことを知りたいという気持ちは誰しも持っているかと思います。

 

今の時代は売り手市場だから学生の方が立場が上、だとか相手の指定した時間にこちらが伺っているのだからこちらがお客様だ、という考えを少しでも持っているとしたら一旦忘れてください。綺麗事になってしまいますが、就活生にとっては相手企業に就職したいという気持ち、企業側にとっては優秀な学生を採用したいという気持ちにおいて立場はあくまで対等なのです。

 

説明会や面接は企業にとっての休日に開催されることもあります。人事はそれが仕事だろう、だとか就活の時期は忙しくて休日出勤していても他で振替休日取っているというだろうとかそういうことではないのです。日本においては特に礼儀だとか、規律を重んじる傾向があります。その良し悪しはさておき、そういう国のそういう企業を志望しようとしている以上、そういう対応が必要になるわけです。(指示代名詞ばかりですみません。)

 

例えば、面接においてよろしくお願いします、ですとか、ありがとうございました、と言わない学生はいないかと思いますが、そこに相手の立場、状況を考えて一言付け加えてみてください。私は面接が休日ならば「お忙しい中、休日にもかかわらず時間を割いていただき〜」だとか、何かしら付け加えるようにしてました。後の記事で詳細に書くつもりですが、はっきり言って学生時代頑張ったことや自己PRで他の就活生と差別化を図るのは難しいです。差をつけるなら志望動機、挨拶、礼儀部分であると思います。あくまで一意見ですが。

 

細かい話になって恐縮なのですが、敬語は気をつけて使用した方がいいです。敬語は分類すると尊敬語、謙譲語、丁寧語(他にもある?)とあります。尊敬語は相手の言動の敬語、謙譲語は自分や身内の言動の敬語、丁寧語はです、ます調の敬語と言えば分かりやすいでしょうか。しかし普通に学生生活を送っていて尊敬語や謙譲語を使用するケースてほとんどないのではないでしょうか。バイトの上司、サークルの先輩、ほとんど丁寧語で事足りるからです。(私も学生時代は尊敬語、謙譲語を使えていた自信はないです。)

 

社会人になると、これらの敬語を使用する場面が同じくらいの割合ででてきます。つまり社会人は敬語の使い分けに慣れているのです。(もちろん全然使えてない人も一定数います。)何が言いたいかと言うと、敬語の誤用(尊敬語と謙譲語の誤った使用)は8割以上の面接官は違和感を覚えるということです。もちろん、「敬語が使えないからコイツは不採用!」とはならないでしょうが、面接官が違和感を抱えたまま面接を進めるのはよくないですし、何より正しい敬語を使うことに越したことはありません。一度や二度であったらその違和感も小さいものでしょうが、自己PR中に終始「私がおっしゃっているのは〜、」なんて話されたら面接官からしたら「あれ?」ってなってしまいます。慣れてない敬語を使うくらいなら普段から使ってるですます調に終始して下さい。(もちろん、ちゃんと使い分けられることがベストです。)

 

 

長くなりそうなので一旦今回の記事はここまで。ここまでは就活生 対 企業(面接官)という観点で書きましたが次回は就活生 対 企業(面接官以外の社員)についてお話できたらと思います。