就活生へ

基本的にはこれから就活を一から始める新大学1,2,3年生向けですが、場面によっては就活が本格化している4年生も役立つかもしれないです。

【就活生へ】情報収集の際に心がけてほしいこと

こんばんは

 

就活といえば企業の情報にせよ、面接のネタにせよ、情報収集がとにかく大事です。特に今の時代はネットも携帯もSNSも発達していてとにかく情報に溢れています。溢れた情報の中から、有意義な情報と記憶に留める必要のない情報とを取捨選択しながら知識を蓄えていくわけです。そんな情報収集ですが、心がけてほしいことがあります。今回はざっくりいうと1つです。

 

「情報を鵜呑みにしないこと」

 

これに尽きます。

 

・テレビ、新聞の内容だから正しいとは限らない

・偏った思想は決断、選択を鈍らせる

・情報を多角的に見ること

 

細分化するとこんな感じでしょうか。(1つじゃないやんというツッコミは禁止)

 

ひとつずつ説明していきます。

・テレビ、新聞の内容だから正しいとは限らない

報道機関の報じる内容だからといって、安易に鵜呑みにするのは禁物です。例えば新聞。私が務める企業はある程度規模が大きく、記事の一面になることもあります。内容をよく読んで見ると、私(含め社内で働く人たち)の認識と、記事の内容に差異があることがあります。当然ですよね、新聞記者の中にも「政治」担当の方や「経済」「スポーツ」担当の方がいるでしょうし、経済の中でも「金融」「商社」等さらに細分化された担当があるでしょう。金融に関する知識を私と新聞記者で比べたら記者の方がおそらく優っているでしょう。しかしこと「私が働く企業」に関する知識で言えば間違いなく私が優っています。何を言いたいかというと、いかに新聞と言えど執筆しているのは人間であり、そのトピックの専門家では無いのです。(専門家に近いかもしれないが)加えて、新聞は記者の取材で書かれたものであり、取材の熱量に左右はれます。足繁く熱心に取材を重ねた記事は情報量の多い良質なものになるでしょうし、そうでないならば表面的なそれこそ企業のプレスリリースを読めばわかるような記事にしかならないでしょう。ここではいかに報道機関の報道した内容といえど、真実には程遠い、ときには間違っている可能性すらあることをまず認識して下さい。

 

・偏った思想は決断、選択を鈍らせる

これは何を言いたいかというと、例えば「この会社は評判が悪い」という情報を盲目的に信じてたとしましょう。でも実はその会社は給料もよく、自分のやりたいことに合致していました。その事実を知るのが実は4年生になってからで、、となると今更対策してても遅いですよね。逆も然りです。評判の良さばかり聞こえていたが入社してから評判とのギャップに苦しむ、なんてこともあります。特に気をつけてほしいのは少ない情報から「ここの企業はこうだ!」と決めつけることは避けてほしいということです。言い換えるならば、できる限りの研究、調査をし情報を集めた上で「自分で」決断をするのが望ましいです。

 

・情報を多角的に見ること

2つ目の項目に通ずるところがありますが、少ない情報からだと物事の一面しか見えず、本質(本質とは?と言われると哲学的になってしまいますが)にたどり着けないことが多いからです。あなたが女性だとします。就労人口はおそらく男性の方が多いので、企業にOB訪問を申し込んだら男性をあてがわれることもあるでしょう。「とてもやりがいがあるし、成果を上げればそれだけ評価されるしおすすめだよ!」と聞きました。しかしいざ入社すると配属された部署は総務でノルマもなくやりがいを感じるような仕事ではなかった、、これはほんの一例ですが、OB訪問をして意見を聞くにしても一人ではなく例えば性別だったり年齢や職種を替えて色んな人の意見を聞いてみましょう。そういった意味では、社員懇談会みたいなものを説明会の後に設けている企業は企業というものを説明会やホームページだけでなく色んな角度から見るようにしてみてください。説明会ではおそらく会社の欠点や悪いところは見えてきません。

 

これでも話したいことの半分も話せてないですが、詳しくは今後の具体的な対策の記事で書きたいと思います。今日はこの辺で。